2013年11月08日

ハナコの件。


ハナコについた病名は、「消化器型リンパ腫」です。

現段階のハナコには手術や抗がん剤治療に耐える体力はないと判断されており、
また効果があったとしても延命にしかならないと聞いているので
通院しながら、ステロイド単独で癌とおつきあいしています。
薬は、他に胃腸薬と抗生剤。
ここ何日かは、自宅でステロイドの注射をしています。
毎回、ドキドキ。


確定診断には、本来であれば内視鏡による検査(要全身麻酔)が必要なのですが、
エコー画像と穿刺吸引細胞診による検査、そして
これまでの経過・経緯等により、そう診断されました。

これまでハナコに現れた具体的症状としては、
元気喪失、食のえり好み、排便障害(下痢軟便、便秘、いびつな形状の便)、
腸管からの出血による貧血、など。
散歩時間も短くなり、ブログを振り返ってみるとたまに原因不明の嘔吐もありました。
※追記 急激な体重減もあり。・・・去年の秋に15`以上あったが、半年で1キロ減り、現在は12`以下に。


そして最も深刻だったのは、(今はある程度解消してますが)、
10月の中~下旬におきた事件。
リンパの腫れによって空腸の一部がとても厚くなり腸閉塞をおこし、
胃と腸の働きがストップしてしまったのです。


これによりお腹にガスや水がたまり、ぽんぽこりんに膨らんでしまい
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緊急入院。

しかし病院で針を胃に刺してガスや水を抜いてもらっても、またすぐに戻ってしまうのです。
一時は便も尿はもちろん、嘔吐することもゲップすらもできなくなり、
いったいどうしたらいいのかと途方に暮れました。

朝から病院に行って、夜にお家に戻るだけの毎日・・・

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食べられないし、ゆっくり眠ることもできない夜が続きました


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常に喉が渇き、水を飲みたがるが、消化吸収されないため
どんどん胃にたまるばかり




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呆然と、庭でたちつくすハナコさん



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苦しみから逃れようと、部屋の外に出たがり
藪に潜り込んで穴を掘って隠れる、という行為を繰り返しました。
まるで、死に場所を探しているようでした・・・・


この1ヶ月間、ずっと治療を続けた結果、
現在は、ガスと水分の貯留については解消されています。
食事も、ハナコの好きなお肉中心にして、消化に気をつけています。
食欲はわりとありますが、元気はありません。



発症してからかなり長い時間(ひょっとしたら1年近く?)が経過しているかもしれませんが
ハナコは若いころからガスのたまりやすい体質で便秘気味でしたし、
ヘルニアやら、歯やら、なんか病院通いが多かったのもあり、
深刻な腸疾患を抱えている意識はありませんでした。

今年6月の血液検査では脾臓の異常がみつかり、摘出手術をしましたので、
はっきりと腸の病気として認識したのは、今年8月末の血液検査で、
ふたたび異常値が認められた後です。
精密検査の結果を待たずに、おそらく腸疾患であろうと推測する獣医さんの勧めで
すぐにステロイド治療と食事療法をはじめました。

プレドニゾロンへの反応はよく、すぐに症状(食欲不振、下痢)は改善されました。
気をよくして少しづつ、薬の量を減らしていったのですが・・・
あれはメリーの亡くなる2日前のことでした。
10月9日の早朝、腸閉塞を起こして病院へ緊急搬送し、そのまま入院。

このときはいったん、回復しましたが、1週間後に再び悪化。
病院の方々にずいぶんと心配と苦労をおかけしながら治療を続けた結果、
現在のところ、食欲は戻り、排尿は順調、
便もほんの少しづつですが、なんとか硬いのが出ています。
ただ、10月初旬までの元気快活さは、もうみられません・・・


以下、自分の記録のためにも時系列で整理しておきます。

2012年9月
全身麻酔下で、抜歯治療。
血液検査に、異常なし。

2012年10月
ブログにハナコの嘔吐の記事。

2012年の冬〜
今考えると、このころから兆しがあった?
ごはんを食べるスピードが極端に遅くなり、
形状のいびつな便、軟便を排泄。
便秘や多飲多尿の症状は、数年前からずっと継続。

2013年6月
脾臓(と血腫)の摘出。

術前の血液検査にて貧血と、低アルブミン値、白血球の増加が発覚。
エコーで確認後、緊急に脾臓と血腫の摘出オペ。
術後、血液検査結果はいったん正常値に戻りました。

8月29日
担当獣医がかかりつけを退職したため、転院。
新しい病院にて、健康診断のつもりで血液検査を受けたところ
依然として軽度の貧血と、白血球の増加、アルブミンが低い(2.1g/dl)ことがわかる。
腸、肝臓、腎臓、いずれかの異常の可能性が示唆される。
超音波検査では著変が認められず、
全身麻酔が必要な内視鏡検査の予約は見送りました。

9月2日
異常値の原因を特定するための、精密検査を実施し
肝臓、腎臓は問題なしとの診断。
数値異常は炎症性腸症(IBD)または腸のリンパ腫によるもの、との推測に基づき
ステロイド治療(プレドニゾロン15mg)と療法食開始。
その後、アルブミンが上昇改善したため、プレドニゾロンを10mgに漸減
9月30日には5mgまで漸減。

10月9日
変な叫び声(吐気でえづいている声だった)をあげていたハナコを庭に出し
しばらくして見に行ったら
お腹がガスタンクのように大きく膨らんで、庭で倒れこんでいたため
大慌てで休日の病院に連絡し(胃捻転かと思ったので)、緊急入院。

当直の獣医さんが診てくれて症状的に胃捻転ではない、との判断。
胃に針を刺してガスをプシューと抜いてもらう。
エコー検査で、空腸の一部が顕著に肥厚し腸管膜リンパ節の腫大を発見。
穿刺吸引細胞診をしたところ、低分化型LSAが疑われる、とのこと。
つまり、腹部のガス膨満は、消化器型リンパ腫による腸閉塞によるもの、という診断。

当直医から電話で外科手術の提案があり承諾しましたが、
翌日の院内会議では、手術のリスク対効果が疑問、との結論になったようで
正式には化学療法のみの提示を受けました。
私としては、抗がん剤への抵抗感が強く、1週間考えさせてください、とお返事。

静脈点滴とステロイド、抗生剤等の注射で、翌日にはすっかり元気に退院。
メリー亡きあと、週末のBBQでも元気な姿を振りまいていたし、
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その日の直前まで、元気に散歩もしていたのですが
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飼い主が油断しすぎたのでしょう、ちょうど1週間後に同じ状態になり、再び病院へ。

それから数日間は、前回より症状が重く、ほとんど何も食べられず、
口渇感がひどくて水が飲みたくて仕方ないのに
ほんのちょっと飲んだだけで
ガスと水が胃に貯留し、膨満感でひどく苦しみました。

胃腸がほどんど動いていなかったようで、尿すらも出なくなってしまいました。
毎朝、病院に行ってお腹に太い針を刺し、水分とガスを抜去、
そのまま入院して日中静脈点滴をして、
夜、迎えに行くころ再び針刺し、抜去するという処置を数日間、繰り返しました。
それでも、帰宅するころにはまたお腹が膨れて、一晩じゅう眠れなくて・・・

 「こんなこと、いつまでも続けられない・・・ハナコを苦しめるだけだ。
 腸内がガン細胞で詰まってしまっているなら、もう改善することはないだろう。
 こんなことになるなら、あんなに羨ましそうに欲しがっていたメリーのご馳走、
 いっぱい食べさせてあげればよかった・・・
 もう2度と、美味しいものが食べられないなんて・・・
 ごめん、ハナコ。ほんとにごめんね
 こんなんじゃ、生きてる意味ないよね・・・」

毎回、病院の待合室に入るたびに、お腹をみてぎょっ目とされるのも悲しかった。
「おめでたですか?♪♪」
そう笑顔で聞かれるたびに、悲しくてミジメで・・・
首を横に振るのが精いっぱい。

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ぐうびるずの中では、もっとも病院嫌い度の低いハナコさん。
やさしいスタッフのみなさんに、とてもよくしていただいていますよ^^





悲しみに耐えながら3日間ほど、辛抱強くガス・水抜きを繰り返してましたが
そのうちだんだんと排尿が可能になり、食べられるようになり
1週間後、待ちに待った排便が!!!
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これみたとき、ほんとに嬉しかったな〜〜



今はなんとか、食欲だけは7割方、回復しました。
ただ、通いとはいえ1週間の入院で体力・筋力がガクンと落ち
17才くらいの犬みたいにヨタヨタと歩くようになってしまいましたが(涙)
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ついこの前まで「チョーダイ!チョーダイ!」とオネダリしていた子が
突然のように何も食べられなくなり、まもなく命を終えてしまうかもしれない。
それはそれは、ほんとにショックでした。

「それが、癌というものですよ」と、獣医さん。

今は、好きなものを喜んで食べてくれて、
少しづつだけど、下から出せている。
こんな当たり前のことが、
本当に本当に幸せなんだと思えます。
ハナコのうんこちゃんが愛しくて・・・
ほぼ毎回、写真撮影^^;




もう二度とこんな笑顔はみられないかもしれないけど、
おいしいものたくさん食べて、元気だそうね!
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ハニャコ、だいすきだよ・・・






わ〜 はりきりすぎて
超長文になっちゃった〜(汗)

最後までお読みくださり、ありがとうございます!!

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posted by ぐうびるこ at 16:37| Comment(22) | ハナコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月06日

狸騒ぎ。




お久しぶりです、ぐうびるこです。
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          ぐうびるずは、今日もそれなりに頑張っていますよ〜



もうすっかり秋の気配、
朝晩は冷えこむようになってきましたね
先週末は、ほぼ雨(とPM2.5騒ぎ)に見舞われた3連休でしたが
ひきこもり一家にはちょうどよかったみたい^^


3日の昼間は爽やかなお天気でしたから
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久しぶりにみんなで近所をおさんぽ後、



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庭に戻って、たちの悪いひっつき虫に特化し 雑草刈りを少々。
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コセンダングサっていうのかな?
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これって、つる草なんですね〜
ここ数年、やたらと激しく増殖してきて、ほんっとに困りもの><




犬たちは、散歩の後、まーったりと過ごしていたのですが
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突然、藪中から静寂をつんざくような 叫び声が!

 ギャーン!ギャワーッ!!!どんっ(衝撃)爆弾
 
悲鳴とも絶叫ともつかないジルの爆声が轟いたかと思うと
草むらの中から、なんと狸(たぶん)が・・・・!!
私の目前、ほんの10mほど手前まで来たんだけど、
カメラは間に合わず><


必死に逃げまどう狸とそれを追いかけるビーグル軍団。
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もうね、それはそれは、ほんとに大変なことになっちゃいまして@@
4ビーのみならず、オリーブまでも加わって、
上へ下への大騒ぎ@@
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体調を悪くしここ1ヶ月ですっかりヨボヨボになってしまったハナコ婆さんも
いつもなら歩けないような急斜面を絶叫しながら登ったり降りたりで
けっこういいリハビリになったかも〜♪
狸さんに、感謝です^^ (お気の毒でしたが)


病院演劇病院演劇



さてさて、雑談が長くなりましたが、
ご心配おかけしております、ぐうびるずの健康問題について。

実は・・・ハナコとアイコ、それにユウタ
それぞれ異なるタイプの悪性腫瘍と共存しておりまして。
従来の病院は、信頼できる獣医さんがお辞めになられたので、
8月から 別の動物病院でお世話になっています。

ちょっと遠くなってしまいましたが、
安くて、(混む割には)早くて、親切で、評判どおり。
もっと早くに転院しておけばよかったです。

とはいっても、抗ガン剤はご遠慮申し上げているので
今現在、実際に通院しているのは、対症療法のハナコだけ。
ここ1ヶ月近く、毎日のように病院通いor半日点滴入院を続けておりました。
現在は食欲も7割がた戻り、ある程度落ち着いてはいますが
一時期は、安楽死さえ考えてしまうほど最悪な状況だったんです。


入院以来、体重も落ちこみ、去年より3キロ以上も痩せこけてガリガリになってしまいましたあせあせ(飛び散る汗)












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あ、ごめんなさい、ガリガリはうそ。^^;
(ぽっこりお腹は便秘のせいなのよ〜〜)


でも首輪はブカブカだし
やはり人間と同じで脚の筋肉から落ちてしまうらしく、ヨタヨタ歩きの老犬になっちゃった。
庭でも、哀れにコケまくっています・・・ 
最晩年の2本足メリーの方が、ずっとしっかりしてたなぁ・・・


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もちろん階段も、登れません。




でも・・・
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小動物の残り香があれば、まだまだイケます(笑)
要は、やる気次第ってことよね?




長くなりそうなので、詳細はまた明日に。




忘れないでいてくれて、ありがとう!

posted by ぐうびるこ at 16:08| Comment(16) | ハナコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月25日

絆。



   どんなに愛しても、どんなに尽くしても、
  想いが深ければ深いほど
  後悔がないなんてことはない・・・

  わんこ達を、わたし達人は、こんなにも愛せるものなんだ
  いつだって、そこに絆があるからお互いに頑張れた



メリーが虹の橋を渡ってから、2週間が過ぎました。
まだときどき、私を呼ぶ鳴き声が、聞こえるような気がします。

 「あ、もういないんだった」

寂しいような・・・ホッとするような。

たくさんのメールやコメント、またご自身のブログで偲んでくださった方々、
去りゆくメリーに会いに来てくれた方々、天のメリーのために祈ってくださった方、
貴重なお時間を、ほんとにどうもありがとう。
みなさんからいただいた珠玉のひとこと、ひとことが、胸に響きました。
(こちらからの返信メールが、尻切れトンボになっちゃってたら、ごめんなさい。)


私とメリー、家族・・・というのとはちょっとちがう。
元々はそれほど強い絆で結ばれていたわけではなかったし、
彼女の気持ちや行動を理解するのは、正直なところ、とても骨の折れることでした。
それでも、毎朝毎晩、共に頑張り続けることにより、
お互いに、なくてはならない存在になっていった ような気がします。

最後の方、上体を自力で起こせず完全寝たきりになったメリーが
私の姿を探して、一生懸命に頭を持ち上げていた姿、忘れられません。

鼻先で私の手をクイッと持ち上げ、「もっと撫でて!」と要求するのは
最初から最後まで、同じでした。


元気な頃のメリーのバニダンス、おおぜいの方に見ていただけて嬉しかったです。
晩年の状態しかご存じない方にも、全盛時(シニアだけど)の雄姿を見ていただけて、きっとメリーも喜んでると思います。

大好きな車に乗れると思うのが嬉しくて嬉しくて、
あの頃もうすでに感じていたであろう
後脚の痛みも忘れてあんなにはしゃいでしまうのでした。

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 ◆2013年1月  「乗っちゃったもんね!」と、得意げなメリー。




明るくて、人なつこくって、他の動物にもやさしくて(怒ると怖いけど)
海と山が大好きで。
まちがいなく、教科書通りの すばらしいバーニーズだったと思います!


仔犬たちのイタズラに腹を立てることなく我慢してくれて
ウサギのぱあこにも、優しく接してくれました。
ぱあこが死んだとき、私を慰めてくれたのも、メリーでした。




今、メリーは長年慣れ親しんだお庭の隅にて、新しいベッドの中で眠っています。

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ここは晩年のメリーが、広い敷地の中でもいちばんお気に入りにしていた寝床のすぐ近く。
小石ゴロゴロ、草ボーボーだった一角を、犬牧場主が綺麗に整地してくれました。
自然志向のメリーだから、これで十分、満足してくれているはず。
お墓っぽくない方がいい。
気候がよくなったらまたお庭に戻ろう、そういう約束だったもんね・・・


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 ◆2012年11月  一年前、ほっと一息のメリー。



他の犬たちは、メリーが亡くなったことをごく自然に受け止めているように感じます。
亡くなる1週間ほど前から、死臭のようなものが漂っていたようです。

部屋に安置しているあいだも、遺体にはほとんど近寄りませんでした。



3.JPG
「メリ−しゃん チュキチュキ」だったジル子がいちばん、気にしていたかな?





みんな、とっても元気です! といいたいところですが・・・
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実は、約3名が深刻な病に冒されています。
ホッとする暇もなく、大切な絆の結び目を確認する日々が続きます。



ありがとう!!
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 ※余裕がないので、コメ欄閉じます><
posted by ぐうびるこ at 15:17| メリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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